「富士山の天然水」は、口当たりがやわらかく、ほんのりやさしい甘みの感じられる軟水。家族みんなで安心して飲める、まろやかな感触です。子どもからお年寄りまで家族みんなに親しまれるこのおいしさは、富士山の大自然が作り出す、天然のミネラルバランスのおかげ。
カルシウムは、ほどよいバランスで含まれると甘くまろやかな飲みやすさに。ただし多すぎると重く感じてしまいます。マグネシウムは少し含まれると甘く、多く含まれると苦みに変わってしまう成分。そしてマグネシウムよりカルシウムが多い水の方が、飲みやすいと言われています。ナトリウムやカリウムは、少し入ると味の引き締めに。「富士山の天然水」には、それぞれがベストバランスで含まれているから、おいしさで選ばれているのです。
ミネラルウォーターは、どれも同じではありません。「富士山の天然水」は、ナチュラルミネラルウォーター。自然がつくりだす天然水本来の味を大切にしたいから、富士山の水にこだわり、処理は最小限にとどめています。味を調整するためにミネラル分を人工的に添加したり、成分を加工した水は、“ナチュラルミネラルウォーター”と表記できません。「富士山の天然水」は、自然本来のおいしさを生かした、安全なナチュラルミネラルウォーターです。
地下深くから採水した貴重な「富士山の天然水」の原水。採水を行うボトリング工場では安全のため毎日必ず水質検査を実施しています。検査で異常のないことを確認した後、「富士山の天然水」の原水は、徹底した衛生管理のもと、安心のためにろ過フィルターを通します。そして、自然のままのおいしさをできるだけ損なわないよう、瞬間的に加熱殺菌を行います。こうしてつくられた「富士山の天然水」は商品として仕上げるため、次のボトリング工程へと進みます。
※加熱殺菌は、厚生労働省が定める食品衛生法に従い行っています。
国立公園内の地下223mの深井戸から新鮮な富士山の天然水を汲みあげます。
井戸・配管・貯水タンクなど、充填(ボトル詰め)するまでに天然水が通る部分は、すべて衛生的なステンレス製にこだわりました。汲みあげた天然水は原水処理室へと進みます。
原水処理室では加熱殺菌を行います。
加熱は瞬間的に行うため、おいしさは変わりません。
非加熱でも十分に安全基準をクリアしている高品質の天然水を使用しながら、より高い安全性を追及し、コストのかかる加熱殺菌を採用しています。
ボトルへ「富士山の天然水」が自動的に充填され、すぐにキャップが装着されます。
これらはすべて24時間、埃などの微粒子や菌数・室温等の管理を行う無菌的空間(クラス1,000を実現したクリーンルーム)で行います。高度な衛生を保つために、人が立ち入る時間は制限されています。
キャップの側面に賞味期限とシリアルナンバーを印字。
万が一「富士山の天然水」に不具合が起きても、シリアルナンバーにより製造日時がわかり、原因追及ができる仕組みです。
その後、ボトルの口の衛生を保つためにシュリンクフィルムを装着します。
人の目による厳しい検品を行います。
ライトの前でボトル内部・外装に問題がないことを確認します。生産や検品を行うスタッフは、子どもを持つ親も多く「わが子にも安心して飲ませられる水を」と、品質と衛生を追及する姿勢は真剣です。
業界最新鋭である自動積上げロボットで、60本を積み上げます。お客様のもとへスタッフがお届けするため、工場から各地域の営業所へと出荷します。
生産した「富士山の天然水」は全ての生産ロットで、水質検査を行います。
ボトルとケースを自動積上げ・積下しロボットで分け、ベルトコンベアーで流れます。
まずケース洗浄機でケースを自動洗浄します。
ケース内にごみがないこと、洗浄機で落ちない汚れがないことを確認するため、ケースも人の目で検品します。
まず、目に見えないボトルの亀裂も感知する空気圧による専用の機械で検査します。そして機械洗浄前にスタッフの手により検品されます。
1本1本ライトに照らし、ボトルの凹みや傷、ボトル内が空であること、洗浄機で落ちない汚れがないか厳重に確認、臭気も確認します。
ここまでの検査に合格したボトルだけを、厳重に14工程もの洗浄殺菌を行い使用します。
天然水を充填(ボトル詰め)する前の洗浄殺菌工程は無菌的空間(クリーンルーム)内で行い、最後に「富士山の天然水」ですすぎ(共洗い)をして、ボトルの準備は完了です。
品質と衛生管理、生産に取り組む姿勢に自信があります。だからこそ2012年にオープンした新工場には見学設備を備え、お客様にも「富士山の天然水」の生産の様子をご見学いただいています。
繰り返し洗浄殺菌して使用する“リターナブルボトル”の方式は、瓶牛乳や瓶ビールなどでも長い歴史があります。十分に洗浄殺菌技術の確立された衛生的かつ、環境にやさしい方法です。
ご安心してご利用ください。